「人生のサードプレイス」ノブオ先生のカラダ講座

  • URLをコピーしました!
バレエを人生のサードプレイスに|好きだから続ける第三の居場所

NOBUO SENSEI’S BODY LESSON

「好きだから動く」時間を、
人生の中に持つ

解説:藤野暢央先生 公開: 更新: 編集:バレエジャポン編集部
藤野暢央先生によるノブオ先生のカラダ講座『人生のサードプレイス』
先に結論 サードプレイスとは、家庭や仕事・学校とは別に、役割や成果から少し離れて自分らしく過ごせる第三の居場所や時間のことです。藤野暢央先生は、失敗や上達だけを気にせず「好きだからやる」と身体を動かすバレエやピラティスが、そのような時間になり得ると語ります。さらに、普段見えにくい背中・肩甲骨・裏ももへ意識を向けることは、身体と日常を新しい角度から見直すきっかけになります。

BASIC ANSWER

人生のサードプレイスとは?

家庭でも仕事・学校でもない場所で、日常の役割から少し離れ、自分の興味や人とのつながりを持てる第三の居場所です。

必ずしも特定の施設だけを指すわけではありません。定期的なレッスン、同じ趣味を持つ仲間との時間、自宅で身体に向き合う時間も、本人にとって安心して戻れる場であればサードプレイスになり得ます。重要なのは、結果を出すことだけが目的ではなく、その時間自体に意味を感じられることです。

WHO THIS IS FOR

こんな方に届けたい考え方です

  • 家庭や職場以外に自分の居場所が欲しい
  • 成果を求められない時間を持ちたい
  • 好きだから続けられる趣味を探している
  • 大人になってからバレエを始めたい
  • 踊りや身体づくりを自由に楽しみたい
  • 背中や裏ももの感覚が分かりにくい
  • 自分の身体を別の角度から見直したい

WHY BALLET OR PILATES

バレエやピラティスが第三の居場所になる理由

01

日常の役割をいったん置ける

仕事上の肩書きや家庭での役割から少し離れ、音楽、呼吸、身体の感覚へ注意を戻す時間を持てます。

02

「好き」を出発点にできる

上達、発表会、評価だけを目的にせず、踊りたい、動くと心地よいという動機を大切にできます。

03

身体から日常を切り替えられる

いつもと違う動きや意識を試すことで、頭だけで考える状態から、身体を観察する時間へ切り替えられます。

A PLACE TO RETURN TO

自分に合うサードプレイスを見分ける視点

確認すること 見分ける視点
過ごし方 常に成果を示さなくても、その時間を楽しめるか。
自分らしさ 家庭や仕事の役割だけではない自分として参加できるか。
関係性 比較や過度な競争だけに偏らず、適切な距離で人と関われるか。
続けやすさ 時間、費用、移動、体力が生活を圧迫せず、無理なく戻れるか。
安全性 身体の状態や経験に合わせて参加でき、痛みや不安を相談できるか。

NOTICE THE BACK BODY

見えにくい「身体の後ろ側」に意識を向ける

01

背中

鏡に映りやすい身体の前側だけでなく、呼吸による背中の広がりや、背骨の上下方向を観察します。

02

肩甲骨

肩や腕を固めるのではなく、肩甲骨と腕がどう連動するかを小さな動きで感じます。

03

裏もも

前ももだけで脚を動かそうとせず、股関節の後ろ側から脚がつながる感覚を、無理のない範囲で探します。

身体の後ろ側は自分の目で直接確認しにくい部分です。大きく動くことよりも、呼吸を止めず、小さな動きの中で変化を観察することから始めます。

3-STEP START

自分のための時間をつくる3段階

1

「何が好きか」から選ぶ

上手にできそうかではなく、音楽、身体を動かすこと、学ぶことなど、自然に興味が向くものを手がかりにします。

2

小さく予定に入れる

毎日行う必要はありません。月に数回、週に短時間など、生活を圧迫しない頻度で戻れる時間を確保します。

3

結果ではなく体験を振り返る

できた技の数だけで評価せず、呼吸が変わった、身体に新しい感覚があった、また行きたいと思えたかを振り返ります。

安全のために:サードプレイスであっても、痛みを我慢したり、生活を圧迫するほど通ったりする必要はありません。痛みや体調不良がある場合は運動を中止し、必要に応じて医療専門職へご相談ください。

COMMON MISUNDERSTANDINGS

第三の居場所を持つときの捉え違い

捉え違い 見直すポイント
趣味でも上達が最優先 上達は楽しみの一つですが、唯一の評価軸ではありません。その時間を味わうこと自体にも意味があります。
特別な場所が必要 スタジオだけでなく、自宅で身体を動かす時間やオンラインで学ぶ時間も、自分にとっての第三の場になり得ます。
人付き合いが必須 交流の量は人それぞれです。一人で集中できることも、緩やかにつながれることも大切な選択肢です。
つらくても続けるべき 無理な参加や痛みの我慢は目的と矛盾します。頻度、内容、場所が今の自分に合っているかを見直します。

FROM READING TO PRACTICE

記事で考え、動画で新しい身体の見方に触れる

STEP 1|無料

第三の居場所を整理

サードプレイスの意味と、バレエやピラティスが自分の時間になり得る理由を言葉で整理します。

STEP 2|動画

藤野先生の視点を聞く

「好きだから動く」ことと、背中・肩甲骨・裏ももへ意識を向ける意味を動画で確認します。

STEP 3|体験

無理のない形で試す

自宅での小さな動きや参加しやすいレッスンから、自分が戻りたいと思える時間かを確かめます。

WATCH ON BALLET TV

自分にとってのサードプレイスを、藤野先生と考える

「好きだから身体を動かす」時間の意味と、背中・肩甲骨・裏ももという身体の後ろ側を見直す視点を映像で学べます。公開状況や視聴条件は動画ページでご確認ください。

EXPERT PROFILE

解説者|藤野暢央(ふじの・のぶお)先生

バレエダンサー・バレエピラティス講師 藤野暢央先生

バレエダンサー/バレエピラティス講師/藤野富村バレエアート主宰

12歳よりバレエを始め、オーストラリア・バレエ学校へ留学。1997年に同校を主席で卒業後、香港バレエ団へ入団し、2002年にプリンシパルへ昇格。2005年から2007年までオーストラリア・バレエ団でシニアソリストを務めました。帰国後は舞台出演、振付、バレエピラティスの指導など幅広く活動しています。

バレエ安全指導者資格®︎でも講師を務め、ダンサーとしての経験と身体への理解を結びながら、動きを分かりやすく伝えています。

藤野富村バレエアート公式サイト

上達のためだけではない、踊る時間を。

「ノブオ先生のカラダ講座」では、身体の見方とバレエの楽しみ方を結ぶ解説をアーカイブで学べます。まずは「人生のサードプレイス」からご覧ください。

動画:「人生のサードプレイス★4月28日 2024年」|バレエTV

編集方針:本記事は、藤野暢央先生による動画内容をもとに、バレエを学ぶ方が要点を理解しやすい形でバレエジャポン編集部が構成しています。

免責事項:本記事は一般的な学習情報であり、医療上の診断・治療を目的とするものではありません。身体に痛みや不調がある場合は、医療専門職へご相談ください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次