今回はオランダにありますNDT(ネザーランドダンスシアター)にて照明デザイナー、照明チーフとしてご活躍の久松夕香さんにお話を伺いました。
バレエの舞台といえばダンサーの躍動感あふれる踊りや華やかな衣装、舞台装置を照らし、より深く物語へと引き込んでくれる明かりの存在は欠かすことが出来ません!
現在(2024年7月)来日公演中のNDTの前衛的な作品を上演する上でも照明の存在はとても大きなものですが、その照明を作る方のお話は他ではなかなかお聞きすることが出来ない内容となっておりますので、ぜひご視聴くださいませ♪
加えて、久松さんの照明デザイナーとして、照明チーフとしてのそれぞれの役割の違いや仕事におけるマインド、そしてストレスに対しての向き合い方なども、どんな職業であってもヒントになるお話をお聞かせくださいましたので、そちらもぜひご注目ください。
オランダでの暮らしもまた仕事と人生のバランスを考える上でも役に立つ内容となっておりますので、ぜひ参考になさってみてくださいね♪
【久松夕香さん プロフィール】
オランダ在住
2006年より舞台照明の業務に従事し、2017年独立。演劇や舞踊の舞台を中心としながら、従来の枠に捕らわれない表現や作品との関わりを拡げ、創作を行う。
2016年度日本照明家協会新人賞
2021年文化庁新進芸術家海外研修員
2022年度日本照明家協会奨励賞
ネザーランドダンスシアター(NDT)照明チーフ
インタビュアー(バレエジャポン専属アートライター 大海遊楽)
【大海 遊楽 プロフィール】

6歳よりバレエを始める。
2016年14歳 Hearts&MindsBalletConcursにて、ロシア国立ボリショイバレエ学校サマースカラシップを受賞。サマースクールにて年間留学オーディションに合格し、翌年より同校に留学。
バレエ安全指導者資格ベーシックコース修了。
バレエ安全指導者資格認定バレエ姿勢ベーシックインストラクター。
バレエジャポン専属アートライター
バレエジャポン職業インタビューシリーズは、表舞台で活躍するダンサーや生徒の皆様と寄り添い支えていらっしゃる専門職の方々のお仕事の内容や想いを多くの方に知って頂くと共に、進路についてお悩みの若い方、次のキャリアをお考えのダンサーの方々にバレエを踊る、指導する以外のお仕事について触れて頂く機会を提供してまいります。
『生徒の安全と健康を守るために私たちができること』
バレエ安全指導者資格は先生方が伝えたいバレエの形やそれぞれが学ばれてきたバレエメソッドを尊重しながら、安全に指導することに重点を置いた資格です。
本資格ではじめて身体や心について学ばれる先生方も多くいらっしゃるかと思いますが、医師やスポーツ栄養士、公認心理師などの国家資格をお持ちの先生方から直接身体や心について学べることは特に貴重な体験となるでしょう。
また本資格では座学で知識を詰め込むだけで終わらないよう実際の指導で活かせる身体の使い方やエクササイズ方法を個性豊かで確かなキャリアのある先生方から学んでいきます。
さらにワガノワメソッドやチェケッティメソッド、バレエの歴史について学ぶことで、伝統あるバレエを受け継ぎ、発展させる者として自覚ある指導者の育成にも務めます。
先生ご自身が自信を持って現場に立つことはもちろんのこと、その現場において生徒や保護者の方々、他の先生方やスタジオのスタッフの方々にも安心して身体を預けていただける頼もしい存在となること。
それが、バレエ安全指導者資格が目指す教師の姿です。
詳細はホームページをご覧ください。
https://safedance.jp/