TOPページ > バレエと栄養 > バレエのための食生活 ~基本編~

体づくりの基本は、まずは栄養摂取から
バレエは、健康でなければ続けることは出来ません。
子どもから大人まで、いつまでもバレエを楽しみ、踊り続けるためにはレッスンだけではなく、日常生活におけるほんのちょっとの努力が大切です。
特に、食生活における『栄養摂取』は体をつくるうえで最も重要な要素。
体を酷使するバレリーナにとって切り離せない『栄養』を正しく理解し、美しく、しなやかで、力強いバレリーナを目指しましょう。
バレエのための食生活 ~基本編~
美しいバレリーナになるため、強くしなやかに踊るためにはきちんとした食事が必要不可欠です。
●●さえ食べていれば綺麗になれる!健康になれる!上達できる!などといった食品はありません。
しかし、よくある「色々なものをバランスよく・・・」と言うのも具体的に何がいいのかイマイチ分からず実践するのは難しいというのが現実だと思います。
1)1日3食(+α)食べること
2)なるべく時間を決めて食事をすること!
3)よく噛んで食べること!
4)水分補給がキーポイント!

忙しいから、スリムになりたいから・・・などという理由から欠食をしてしまうと、体は長時間の空腹を「危機状態」と認識し、体に溜め込もうとするクセがついてしまいます。
欠食が当たり前になると、脂肪がつきやすい体になるだけでなく、食べたものをきちんと代謝できない(エネルギーとして使わない)体になってしまいます。
1日の始まりのエンジンとなる朝食。
日中を元気に過ごす為の昼食。
1日使ったエネルギーの補給やメンテナンスとなる夕食。
体のためにも、そしてバレエ上達のためにもきちんと3食食べましょう。
また、
ハードなレッスンや長時間の公演もベストな状態で望めるように補食も上手に行いましょう。

ひとことに「食べる」といっても、ただ何かを口にするだけでなく、その時間も大切です。
時間を決めて食べることで、体にはリズムが作られます。
リズムが作られるということは、消化・吸収がスムーズに行なわれるということ
なのです!
食べたものをきちんと消化・吸収することで効率良くエネルギーを作るだけでなく、怪我しにくい強い身体作り、疲れにくい体づくりに繋がります!

最近の食事の傾向として多いのが「柔らかい食べ物が多い」と言うことです。
パンやハンバーグ、ケーキなど、あまり噛まなくても食べられてしまうメニューが多くあり、さらに好まれる傾向があります。
しっかりと噛むことは、脳の活性化や顔~上半身の引き締めに繋がります。

バレエダンサーにとってレッスンや食事と同じくらい大切なのが「水分補給」です。
体が水分不足になると、集中力が続かなかったり、疲れやすくなったりと体の不調の原因
となります。
飲料の水分補給の他にも果物や野菜、スープなど食事から得られる水分も体にとって大切な水分補給の手段のひとつとなります。
管理栄養士:磯村優貴恵 プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター
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