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インタビュー

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新国立劇場バレエ団プリンシパル 本島美和さん

新国立劇場バレエ団で数々の作品の主役、ソリスト役を踊り、2011年からはプリンシパルとして活躍中の本島美和さん。舞台でのその美しい姿は、バレエを志す少女たちにとって憧れの存在です。そんな本島さんに、ご自身とバレエとの関わり、舞台への思い、役柄への取り組み方などをうかがいました。

── 6月の末には、英国バレエの巨匠、ケネス・マクミランの傑作「マノン」を踊られました。

素晴らしい作品ですが、これも難しい役柄でした。以前から原作を読んではいましたが、振付のマクミランさんはすでに亡くなられているので、直接解釈についてうかがうことなどできません。先生方のご指導をあおぎ、でも、最終的には自分がどんなマノンを踊るか決めなければなりません。自分で確固たる解釈をもっていないとダメなんですね。知識や感情、さらに身体を総動員しないと、舞台では踊れないんです。

── 「マノン」はとても演劇的な作品ですが、新国立劇場では、古典の大作からコンテンポラリー作品にいたるまで、様々な作品を踊られていますね。

新国立劇場はレパートリーが幅広く、毎シーズン、新作が加わります。バレエには、ドラマのある作品もあれば、様式美で魅せる作品も、コンテンポラリーの作品もあります。新国立劇場のダンサーとして、いろんな作品に挑戦できることはすごく嬉しいですね。再演でも、新たな挑戦でも、改めて自分と向き合って、弱点に気づかされたり、改善しなきゃと思ったりする。その度に、お客様にどう伝わるかということばかり考えています。

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