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インタビュー

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ノルウェー国立バレエ団プリンシパル 西野麻衣子さん

西野麻衣子さん

──今ダンサーを目指して頑張っている子供達に向けて、バレエが持つ魅力についてあらためてお聞かせください。

自分の想いや感情を、言葉に出来なくてもバレエを通して何もかも表現出来ることが魅力だと思います。テクニックももちろん大切ですが、バレエは美術でもあるので、アーティストとして感情を込めて踊ることも大切だと思うんです。今、日本ではコンクールがすごくたくさんありますが、生徒さん達にはそういったアーティストとしてのトレーニングを積めるような環境で育ってほしい。やっぱりそういったトレーニングは子供だけでは難しいですし、大人が引っ張ってあげてほしいなと思います。

──感性を磨くためにやっておいた方が良いと思うことはありますか?

今はテレビやコンピューターの世界になっているので、生の演奏を聴くこと。サウンドシステムがすごく良くなってきていて、インターネットで色んなコンサートが聴けますが、やっぱり生の演奏とは全然違います。生の曲を聴けば、子供には感じる事があると思うんです。私自身がすごく覚えてるのは、小学校の時に社会見学で何回か行ったコンサートだったり、初めて触れた外国のバレエ団やオーケストラの演奏。その時に肌で感じた事が、今でも忘れられません。肌で感じることってすごく大切なことだと思うんです。やっぱりインターネットで見るだけではなく、そこで魅力を感じたら親御さんが子供を連れて行ってあげてほしいなと思います。

ドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』の公開が決定!

2016年2月20日より西野麻衣子さんを追ったドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』が全国で順次ロードショー決定!

西野麻衣子さん
映画『Maiko ふたたびの白鳥』より

概要

ノルウェーの首都オスロ、オペラハウス。
15歳で日本を離れ、名門英国ロイヤルバレエスクールに留学。19歳でノルウェー国立バレエ団に入団し、25歳で同バレエ団のプリンシパルとなった大阪出身の西野麻衣子。30代 を迎え、ダンサーとしてますます充実した時期での妊娠・出産を経て、ふたたび「白鳥の湖」の主役に挑戦する姿をノルウェー人女性監督オセ・スベンハイム・ ドリブネスが追った。美と技術を極めたプリマの姿と、キャリアと出産の間で悩み、揺れる、等身大の女性の姿が絡み合って胸を揺さぶる、感動のバレエドキュメンタリー。

『Maiko ふたたびの白鳥』

原題:Maiko:Dancing Child
2015年/ドキュメンタリー/ノルウェー/70分/英語・ノルウェー語・日本語
監督:オセ・スベンハイム・ドリブネス
出演:西野麻衣子/西野衣津栄ほか
後援:ノルウェー王国大使館
配給:ハピネット/ミモザフィルムズ
http://www.maiko-movie.com/

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