TOPページ > インタビュー > 怪我をしない秘訣とは?

インタビュー

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ノルウェー国立バレエ団プリンシパル 西野麻衣子さん

──怪我の経験がほとんど無いそうですが、怪我をしない秘訣があるのでしょうか?

私は体が丈夫で、ノルウェーに来てから1回しか怪我したことないんです。秘訣は、休める時は休む。あとは食べる事、ポジティブである事。ダンサーの世界って自分の事を毎日鏡で見つめて、「これがあったら」「これが嫌」とか感じながら生きていくものだと思うんです。でも、「あの子みたいに足が長かったら」なんて今さら言ってもしょうがないので、母と父からもらった身体を活かして、自分なりのダンサーになろうという気持ちで、ポジティブに生活するようにしています。

西野麻衣子さん

──ポジティブでいる秘訣は?

朝、出かける前にいつも鏡を見て笑うようにしてます。自分で思う以上に、人は自分の顔を見ていると思うので、自分のイメージを持つことってすごく大切だと思うんです。暗い顔をしてたら、暗いイメージになってしまうと思いますし。玄関に鏡があるので「いってきます!」と毎日アイリフと一緒に笑うようにしています。

──気分転換で普段されている事はありますか?

子供ができる前の気分転換はお買い物でしたが、今はアイリフがおままごとで料理をするのが大好きなので、一緒に(おままごとで)お菓子作りをするのが気分転換になっています。あと、主人と美味しいワインを飲むのも大好き。ワインがすごく好きなので、色んな国のワインをテイスティングしたり。

西野麻衣子さん
映画『Maiko ふたたびの白鳥』より

──コンディショニングのための食とメンタルと休息の話が出ましたが、忙しい毎日の中で休息はどのように取っていますか?

舞台の時はパワーナップ(短い仮眠)をするようにしています。もし15分でも時間があれば、絶対に楽屋に戻って、寝なくても目をつぶります。シャットダウンをするというか。一瞬目をつぶるだけでも癒されるんです。出来る時は1時間くらい。休息という意味も勿論ありますが、同時に役に入っていくイメージもそこにはあるんです。特に今は、お昼の14時までリハーサルする演目と、その夜に舞台で踊る演目が全然違うこともかなり多くて、さらにそれがモダンとクラシックで違ったりすると、もう身体がぐちゃぐちゃになってしまいます。そんな中、ゆっくりと1時間でも何もしない時間を設けることはとても大切だと考えています。

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