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マラーホフさんのアドバイス
先日行われた
「パシフィック・インターナショナル
バレエ・コンペティション」
審査員として来日していた
ウラジミール・マラーホフさんと
再び会えました

すごーくニコニコして会話していたのに
写真になるとキリッとします(笑)
表彰式を終えたあとで、彼に質問しました
「日本人の子供たちはどう?」
すると彼の答えはこうでした
「もっと自然な笑顔で踊って欲しい
踊る喜びを表現すべきだと思う」と
間髪入れずに答えてくれました
アンデオールでもつま先の話でもなく
笑顔
でも私も常々、そう感じています
私も審査員をさせていただく時に
大事にしているのは
踊りに対して
「喜び」があるかどうか
「たくさんピルエットを回れていた」
「足が高く上がっていた」
「ジャンプが高かった」
よりも、重視しています
なぜなら、喜びがなければ
どんなに何回も回れても
脚が上がっても…意味を持たないからです
「コンクールがゴールではない」
「何位かは気にしない」
…とは言っていても
まだ10代・20代前半のうちから
数年かけて同じ曲を練習して
「私の踊り方はこれ」と作り上げてしまい
それで上位を獲得出来ても
その先の未来は明るいでしょうか?
人間常に「成長過程」です
踊り方に迷いがあって良い
心から踊る事を嬉しいと感じ
音楽を楽しむ心があるダンサーが
私は大好きです


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