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”目線… 意識してる?”
連日リブログさせてもらっていますが、原田先生の仰る事、100%正しいので皆さん読んで下さい(特にうちの仙台の生徒たち!)
一番最初のバーレッスンで目線を意識しないで、どうやって舞台で踊るのでしょうか?
もちろんオープンスタジオみたいに、子供ではなく大人のプロやアマチュアの方たちが入り乱れるクラスでは、私もそこまで目線については触れていませんでしたが。大人の方でも
「いつもフラフラするんです」
「ピルエットが回れません」
という相談を持ちかけられたとき、もっとズバッと指摘してあげれば良かったかな?と…
「ではバーレッスンのとき、教師の見せた通りの目線でレッスンしてましたか?床とか鏡とか自分の足みたり、自分勝手に目線つけていませんでしたか?」と。
結局は目線を意識しない(しなくったって踊れるよ、みたいな考え方)イコール、確実に踊ることを放棄するも同じ。いつまでたっても上達しませんし、むしろ下手になります。
そして、目線は身体の問題でもありますが、むしろ私は精神的な問題でもあると思うのです。
「私はこの方向に進みたい!」
と思う人間が、下を向いたりキョロキョロしないはずです。
しかし目線が定まらない、イコール
「本当は自発的にこの方向進みたい、とは思っていないよね?」
ということではないでしょうか?先日も書いた、あの
「みんながやってるから」
「みんなが持ってるから」
「みんながやめるから」
の、「みんな」論に繋がります。自分が見たい!わけではなく、なんとなくみんなの流れに乗っかってるだけ。
センターレッスンでは、自分の立ち位置により、自分の視線は隣の人とは違います。でも「みんなが」となると、誰かリーダー的存在の人が見てる方向を見ていたりします。いえいえ、立ち位置で各々見る場所、ちがいますよ。
と、言うわけで、私はバレエを習う、イコール
「自己管理」「自主性」「自分を律する」
ことをとことん幼少期から心身に染み込ませることだ、と思います。
普段の日常でどれだけの子供たちが「自己管理」を考えているでしょうか?親や学校の先生たちに
「あれやりなさい」「これやりなさい」で毎日かろうじて、その日の課題をこなしてる子供たちが大半ではないでしょうか?
自己管理は、6歳の子でも出来る子は出来るし、60歳でも出来ない人は出来ません。
バレエを通じて「意識」していきましょう。
私も勉強していきます!
左右木健一
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