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舞台マナー
今日は舞台マナーについてお話します。
このダンサーは非常に理想的です。
自分がヴァリエーションを踊る前に、必要以上に時間をかけて舞台に登場しませんし、踊り終わってレヴェランスしたあとも、余計なことをしていません。
本来、全幕物のバレエで踊られるヴァリエーションとは、これくらいのテンポで展開されていきます。舞台に登場して踊り始めるまでに、必要以上に時間をかけてしまっては、作品の流れが途切れますから。
コンクールのヴァリエーションも同じで、必要以上に踊り始めるまで時間をかけたり、踊り終わったあと、素に戻りドタバタ袖に走るのはご法度です。
ダンサーたちの体型やテクニック、情報交換も著しく向上したぶんだけ、審査員の審査基準も数年前とは明らかに違います。海外では当たり前の舞台マナーが、実は日本ではまだ発展途上段階にあります。
国内のコンクールで上位入賞。そのあと海外のコンクールにエントリーしたときに
「なんか変なんだけど?」
と、海外の審査員たちから突っ込まれることが、日本人は多いです。
これは指導者の問題ですが、日本ではなかなか「これが正しい」「これは間違い」と唱えて下さる方が少ない。
私もまだまだ勉強不足なので、偉そうな事は言えませんが、少なくとも私が海外の審査員の先生たちから指摘されたことは、伝えていく義務がある、と思っております。
いま、新幹線のなかです。今からチャコット勝どきスタジオに指導に出向きます。
本日2クラスは定員締切となりましたが、18:30からの初級クラスは若干名空きがあるそうなので、ぜひいらしてください。
舞台マナーを含めて、今日からのワークショップは皆様に出来る限り指導していくつもりです!
お待ちしております!
左右木健一
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