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JBC香川 2017
ジャパンバレエコンペティション(JBC)香川
の審査員を務めました。
いつもの審査員の先生方。開催場所が違っても、参加者の顔触れが違っても、どの会でも審査基準が変わらないのがJBCの特長だと思います。それくらい私達が望んでいる方向性は一緒です。
受賞された皆さんと。おめでとうございます!
タブレットにひたすら打ち込みながら、審査をしていくのですが、時々舞台に上がり
「ここは、こうやって踊らなきゃだめだよ!」
とか言いたくなる時があります。そんなこと出来ませんが(笑)
多分、審査員の先生方、皆さん同じ考え方だと思います。
楽しい打ち上げ…に見えますが、実は色々と話し合いをしてるんです。情報交換だったり、より良い審査方法だったり…
そして、私がある意味ショックだったのは、審査員のメンバーのなかで、私は比較的年齢が上になってしまったこと。
本当に一年、一年、無駄に出来ない!と思います。勉強していなかったり、油断をしているうちに、どんどん年齢だけは積み重なってしまう…そして外に勉強にいかないと井の中の蛙で、時代遅れのバレエ教師になってしまう可能性がある…絶対に避けなくてはいけないです。
そのためにも「いま、必要な情報は何か?」
をアップデートしないといけないと思います。
私が韓国のバレエ団に入団した1980年代後半は、日本のバレエが最高潮に盛り上がり
「なぜわざわざ韓国なんて行くの?日本のバレエのほうが進んでるのに」
と日本の先生方は馬鹿にしました。
しかし、その30年後 → ⭐︎
韓国のバレエが栄えたのは、バレエダンサーではなく、正しいバレエを指導できる自国の教師が育ったからです。
現役の片手間で指導する教師が日本では多いですが、韓国や中国は踊る人、教える人、がハッキリとわかれています。
日本は…私も含めて、教師がそうとう勉強していかないといけないと思います。
来月には桜井先生による指導者WSもございますし、私も勉強を積み重ねたうえで、もっと進化していきたいと思います。
次回のJBCはもう来週の日曜日に控えています。その前は東京と愛知でWSも控えていますが…
生徒たちが心配なので…
日本音楽高等学校の授業が終わり、いったん仙台に戻りました。
5月に入り、やるべきことが山積みではありますが、地に足をつけて、頭を整理して、落ちついて、対処していこうと思います。
左右木健一
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