TOPページ > BALLOGS > 寝子ろんで縁側 …ダンスと音楽とアレクサンダーな日々… > 「反るのは・・」 先生も勘違い・・!?


「反るのは・・」 先生も勘違い・・!?
「なぜダンスの先生はそう言ったんですか?」
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊る! 身体のコツ&骨トレーナー さちこです
それは先日の目黒でのレッスンでのこと
バレエを習っている生徒さんが
「反る」ことをやったのですね

まぁ 脚はあげませんが・・
彼女はとても反ることが苦手です
首は痛いし 息は詰まるし
とにかく やりたくないことの一つなのです
まず 実際にやっていることを見ると
いろいろある中に 特に気になったことが・・
本人に聞いてみました
私「どこから反ろうと思ってる?」
彼女「肩甲骨の間のところです。
いつも先生にそう言われてるから・・」
う〜む そっか〜!
たしかに彼女は必死にそれをやっていました
ここは目黒のガイコツくん ヘンリー登場です
「ちょっとここを見て」
彼女が反ろうとしている場所を見てもらいました
ここ 青丸の部分です
「ここって 反れるかしら?」
彼女に問いかけ そして実際に使って欲しい場所
胸椎の12番のところを示しました
さっきの赤丸の部分です
脊椎の突起の形や方向の違いがわかりますか?
彼女はすぐに納得しました
「なんで先生はそこから反ってって言ったのかな」
さて・・・なぜでしょうねぇ
私には 先生のことを知らないので
答えを出すことはできませんが
推測はいくつかできます
●言葉から受ける勘違い
「背中を反る」という言葉のイメージで
このエリアと思い込んでいるかもしれません
●感覚的な勘違い
本来の場所を使って反っているけど
このエリアに圧を感じたことで
そう思い込んでいたかもしれません
自分の本当の身体と 思っているイメージ
認識がずれてしまうことがあります
これは解剖学を学んでいる人でも起きます
知識と体験は違いますからね
●根本的な勘違い
実際にそこからと信じている場合もあります
伝統的にそう教えられているかもしれません
教えられたのはそうじゃないのに
そう解釈しちゃった可能性もあります
伝言ゲームですね(^_^;
いずれにしても 生徒にとっては
「反るのは大変」となり
そういうものと思っている先生も
身体を痛めてしまうかもですねぇ・・
私のレッスンでは 身体や動きを学ぶときに
実際に体験することで 身体でわかってもらう
そのことを大事にしています
頭でわかっただけでは それを動きにするときに
違うことをやってしまう可能性が大きいからです
「身体を活かす使い方」では 動きから身体を
「踊る身体の骨&コツレッスン」では
身体の構造としくみをメインに
実践的なレッスンをおこなっています
あなたの身体はもっと踊りやすくなります!
レッスンでお待ちしております(^_^)
【身体を活かす使い方】
9月のレッスン
14・28日(水) 14:15〜15:45
【踊る身体の骨&コツレッスン マスタークラス】
9月20日(火)
14:15〜16:45「股関節」
19:15〜21:45「全身・応用」
【BODYCHANCEベーシック 体験レッスン】
9月22日(木・祝)14:00〜15:30
個人レッスンや 出張レッスンも承ります
あなたのスタジオでレッスン開催もOKですよ☆
お問い合わせくださいね(^_^)
>著者プロフィール情報はこちら
>今すぐ上達!バレエレッスン動画はこちらから!
>ダンサーのためのコンディショニング製品はこちら
