世界三大バレエコンクールの一つ、第27回ヴァルナ国際バレエコンクールの受賞者が発表されました。
各部門、日本人の受賞者が出ています。
シニア男性
銅賞 大巻雄矢さん(スロベニア国立バレエ/堺市出身)
シニア女性
銀賞 白井沙恵佳さん(ロイヤル・ウィニペグ・バレエ/高槻市出身)
銅賞 中島麻美さん(スロベニア国立バレエ/箕面市出身)
ジュニア男性
銀賞 益田隼さん(Variation Ballet School/堺市出身)
銀賞 金世友さん(オーストラリアン・バレエ・スクール/四日市市出身)
ジュニア女性
銀賞 金原里奈さん(イングリッシュ・ナショナル・バレエ/宇治市出身)
最近の国際コンクールでの日本人の活躍は目覚ましいですね。
皆さんおめでとうございます!
日本人入賞者の出身を見ると、今回は関西圏のダンサーばかりでした。日本でももっと活躍する場が増えると良いですね。
7月、8月の夏休み期間中は、日本でもコンクールが毎週のように続きます。こちらMiracle Body(ミラクルボディ)にも、コンクール前に、そして短期留学、長期留学に向けて、トレーニングや調整にと、子どもたちにもたくさん来ていただいています。
バレエ障害や怪我の予防の為、皆が良い状態で目標に向かって臨めるように私たちも陰ながら応援をしています。

先日は縁あって、オーレリ・デュポン、アンドレイ・クレムによる講習会を見学するという貴重な機会がありました。
アンドレイ先生のクラスレッスンでは、アンシェヌマンの組み方、声掛けやアドバイス、オーレリ先生のバリエーションレッスンでは、どこを魅せるべきか、表現をするためにテクニックとはどう身に付けて行くべきかというところでとても参考に、勉強になりました。
海外留学している子どもたちが数人いたようですが、 お二人ともパワー、エネルギーを出せと盛んに言っていました。やはり日本の子たちはそこがまだまだ苦手ですね。
こちらで行っているパーソナルトレーニングやワークショップでも、基礎的な身体作りやトレーニング、テクニックの部分だけでなく、条件が整ってきている子たちに対しては、舞台でどう表現すれば良いのかというアドバイスをする機会を多く設けています。
表現を高めるために身体をどう使えば良いのか?という切り口、アプローチは、子どもたちの身体の可能性をさらに高めることに繋がるからです。
最近同業者?にも、バレエ整体やバレエの為のトレーニング...なところが増えてきていますが、見せかけの、小手先の変化をもたらすことを謳うようなところも散見されます。
情報が溢れかえっている時代です。見る目を養わなければいけません。私たちも情報の発信には細心の注意を払わなければいけないと考えています。
外側からの強制的な変化の促しや見せかけだけのトレーニングではいつかぼろが出ます。バレエの根本、舞台という本質を理解し、子どもたちの変わりたい、上手くなりたいという「根っこ」にこそアプローチしていきたいと私たちは常に考え、研鑽していきたいと考えています。
今年も10月のYAGP日本予選に向けて、少しずつ動き始めています。
日本のバレエ界の根底を支える一員となれればと思い、新たなネットワークを築いて行ければと思います。
本格的にパフォーマンスのプロフェッショナルを志す、すべての方へ
Miracle Body(ミラクルボディ)はスポーツ障害専門の治療院です。
また障害再発予防のリハビリ、正しい身体の使い方やパフォーマンス向上の為のトレーニング指導にも力を入れ、専門性を追求したダンサー向け、ランナー向けメニューを設けています。
Miracle Body
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