TOPページ > BALLOGS > 寝子ろんで縁側 …ダンスと音楽とアレクサンダーな日々… > まっすぐな姿勢でも 中身はカーブをしています


まっすぐな姿勢でも 中身はカーブをしています
「まっすぐ伸ばす」
あなたも先生も 何気なく使っているこの言葉が
あなたの身体を動きにくくしているかも・・!
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊る! 身体のコツ&骨トレーナー さちこです
「まっすぐ」という言葉には大きな罠があります
特に気をつけたいのは
「背すじをまっすぐ」「まっすぐな姿勢」
ジャズダンスでは”フラットバック”という用語もあります
「もっと背すじをまっすぐに!」
そう言われたとき あなたはどうしますか?
もしかして・・・
脊椎をまっすぐ伸ばそうなんてしてないですよね!?
え・・やってましたか(^_^;
実をいうと、私も昔はやっていたのです
本当にまっすぐにしようとしていました
だって、テレビで見た素晴らしいバレエダンサーの背中が
それはもう驚くほどまっすぐで
「ダンサーの身体はああいうものなんだ」
そう思っちゃったんです
マラソン選手にはマラソン選手の
水泳選手には水泳選手の身体があるように
「〇〇らしい体つき」ってあるじゃないですか
ダンサーらしい体型はこれなんだ!
当時の私はそう思っちゃったのですね(^_^;
そしてストレートネックになり(一時は逆カーブ!)
腰のカーブも減ってまっすぐな脊椎になった私は
ガチガチに緊張した身体になりました
だって 本来カーブしているものを伸ばすんですから
常にそのための力を使っていたわけです
ジャンルは違っても多くのダンサーが
”まっすぐ信仰”を持っているのではないでしょうか
「バレエダンサーは脊椎のカーブが少ない」
本などにも書いてありますが
あれは「踊るために必要だから」ではなく
それが良いと信じていて
「ずっとそうしているから」です
でも そうじゃないと踊れないかというと
そこは真実ではないでしょう
引っ張り上げ続けているからそうなった
習慣によってできた身体です
「じゃあ バレエダンサーらしい身体なのでは?」
ある意味ではそうです
誰もがイメージする「バレリーナ」体型でしょう
社交ダンスの人も似ていますね
でも どちらも少しイメージが先行して
それに近づこうとしていないでしょうか
かつての私のように・・・
「まっすぐ」の罠にはまらないでください!
まっすぐなのは全体の見た目の姿
身体の中の骨・脊椎ではありません
ある方のまっすぐな姿に ガイコツを重ねてみました
見た目のまっすぐでも脊椎はカーブしてます

脊椎のカーブは 人間が立って歩くために
必要があってうまれた構造です
軸になって中心で支えながら
大きな可動性も兼ね備えている
踊るために適した 本当に素晴らしい構造です
イメージではなく 自分の身体を知ってください
あなたがもっている構造を活かせば
もっと楽に自由に踊ることができますよ(^_^)b
身体の構造と動くしくみを
自分の身体で 見て触れて動いて学ぶ体験型解剖学
踊る身体の骨&コツレッスン
夏の1Dayワークショップは8月14日(日)です
夏休みで予定がまだ空いている!という方
ぜひぜひお待ちしております(^_^)
7月22日までのお申し込みは早割ですよ☆

踊る身体の骨&コツレッスン
【指導にも役立つ 身体のしくみと楽で美しい動き方】
8月14日(日) 10:30〜17:30(休憩1H)
新宿マイスタジオ 6B
ターンでスポットをとるときの首の動き
肩がつらくならない きれいな腕の使い方
反る・ねじる動きと脊椎の構造
腰の動きはどこで起きる?
そんなさまざまな動きと 使う身体の構造を
6時間かけてじっくり学びましょう
身体が動きにくいと感じている方はもちろん
指導者の方にもお勧めです
ダンスジャンルは問いません
丸1日はちょっと無理・・・という方は
月曜・水曜の「身体を活かす使い方」へどうぞ(^_^)
>この記事を著者のブログで読む
>著者プロフィール情報はこちら
>今すぐ上達!バレエレッスン動画はこちらから!
>ダンサーのためのコンディショニング製品はこちら
