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「動かさないで!」は「止める」こと?
「動かすのは肩だけ 他は動かさないで」
「脚を動かすのに 骨盤はグラグラさせない」
先生からこんな注意を受けたことはありませんか?
そのときあなたは 何をするでしょう
動かす場所以外を止めておこうとしませんか?
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊る! 身体のコツ&骨トレーナー さちこです
私はずっとジャズダンスをやっています
先生によってはエクササイズにアイソレーションが入ります
肩・胸・腰などを個別に動かす練習です
ベリーダンスではシミ(シュミ)と呼ばれる
肩や胸・腰・ひざなどを小刻みに揺らす動きがありますね
少し違いますが フラでも腰を揺らしたりします
バレエで脚を前から後ろにまわすとか
タンゴやフラメンコで脚をシャープに蹴るとか
「ここだけ動かしたい」
そんな動きは どんなジャンルでもありますよね
この「ある部分だけ」動かしたいというとき
それ以外の他の部分は
「動かしちゃいけない!」
「しっかり止めておかなきゃ」
そんなふうに思っていませんか?
でも 実はそれがお邪魔してるかもしれないですよ
「動かしてはいけない」
そう言われたときに必要なのは
止めてしまうのではなく
全体を自由にしておくこと
「自由にしたら 全部動いちゃいますよ!?」
そう思っちゃうでしょ~
でも 実は違うのですよ
例えば 腰を揺らす・振る動きとしましょう
「胸や頭を動かさないように」と言われます
あなたは動かないように胸や頭を止めようとします
力を入れて固めようとするでしょう
でも それで腰は動くでしょうか
「でも 動かしたらいけないんですよね?」
たしかにね
”言葉としては”そうなんですよ
でも あくまでも”言葉は”なのです
「動かさないように」
それは 止めておきなさいという意味ではなく
「止まって見えるように」
ということなのです
(先生が本当に言葉通りに思っている場合も
ときにはあると思いますけど・・(^_^;)
それを言葉通りに受け取って
動かしてはいけない!
止めておかなくちゃ!
そう思ってしまったら 全体が動きにくくなります
だって 身体は全部つながっているんですから
もし全体がいつも自由なら
首が楽で頭が脊椎の上で動ける自由があるなら
あなたは 動かしたい場所だけを自由に動かせるでしょう
でも 他の部分を止めて緊張させていたら
筋肉の緊張が その他の部分も一緒に動かします
緊張でくっついちゃってるんですもの
動かしていない場所は
「必要なだけ 自然に動いている」状態です
動かしている部分に対して 不自然な動きをしていないので
動いていることが気にならないだけで
本当は静かに動いているのですよ(^_^)b
そうは言っても どうやったら自由になるの?
やっぱり力が入って止めたくなっちゃう!
そんなあなたは 26日のワークショップへどうぞ☆
【3月のテーマWS
○○だけ動かしたい! ~アイソレーション】
3月26日(土) 11:15~13:45
新宿マイスタジオ 5C
受講料:6,000円(ペア割引10,000円)
ご予約・詳細 →こちらから
身体の構造と動くしくみを 見て触れて動いて学ぶ!
【踊る身体の骨&コツレッスン 1Day】
4月30日(土) 12:30~18:30
新宿マイスタジオ 5C
受講料:18,000円(3月末までの早割15,000円)
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