TOPページ > BALLOGS > 寝子ろんで縁側 …ダンスと音楽とアレクサンダーな日々… > 硬いのは 関節じゃなくて・・・


硬いのは 関節じゃなくて・・・
「股関節が硬いんです」
レッスンにいらっしゃる方からよく聞く言葉
でも 硬いのは「股関節」でしょうか?
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊る! 身体のコツ&骨トレーナー さちこです
「股関節が硬くて」
前屈や開脚ができません!
これ よくある悩みですね
でもそれって関節の問題ではなく
そこをまたいでいる筋肉の問題ですよね
長座で 膝を曲げても前屈が苦手という人も
寝て 曲げた膝を抱えたら
それも片方ずつ抱えたとしたら
けっこう膝は胸に近づきませんか?
そしていろいろと動かせますよね
ということは 関節ではなさそう・・
でしょ?
いくら個人差があるとはいえ
骨のレベルでは そう大差はありません
デヴィッドが前屈が得意なのは
脂肪はもちろん 筋肉がないからですよ(^_^)

「関節が硬い」は 可動域が狭いわけではなく
硬いのは「筋肉」の方
股関節をまたぐ筋肉が硬くなっている
つまり 不要に緊張し続けているのです
これって・・・習慣です
ただの習慣
収縮が癖になっちゃっているだけ
だから変えることができます(^_^)b
例えば・・・
背中を後ろに落として寄りかかるような立ち方
つけ根を前に押していること
お尻をぎゅっと締めておくこと
お尻からももの裏側にかけての筋肉が
縮みたくなるような習慣ですね
縮み癖が強くなっている時は
それを手放すためにも少し時間をかけましょう
そしてやっぱりアレクサンダー・テクニーク☆
「きらめく〜 首が楽で頭が動いて・・」
そして余分な緊張がない自然な立ち方が
自分のいつもの習慣になっていくと
股関節周りの緊張も減っていきます
そうすると動きは変わっていきますよ(^_^)
ストレッチはどうでしょうか?
縮み癖がついてしまった筋肉を
急に伸ばそうとしても うまくいかないかも
「縮む必要はないのよ〜」って
わかっていても身体が抵抗したくなりますもん!
ストレッチでは習慣は何も変わりません
むしろ 習慣のままにストレッチすること
そこに罠があるかもです
伸ばすよりゆるゆると動かす方がいいと思います
(ボディ・インテグレーション お勧めです!)
身体と動きをつなげて学ぶ 夏の1日講座
「身体のしくみと 楽で美しい動き方」
8月14日(日) 10:30〜17:30
新宿マイスタジオ6B
>この記事を著者のブログで読む
>著者プロフィール情報はこちら
>今すぐ上達!バレエレッスン動画はこちらから!
>ダンサーのためのコンディショニング製品はこちら
