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内果と外果の高さの違い
最近、足関節の捻挫をする方が多いので、基本的な知識ですが、内果と外果の高さの違いについて書いておきます。
内果とは、内くるぶし、外果とは外くるぶしのことです。
内果と外果は、このように高さが違います。ですから単純に内果の方に足先は傾きやすいというわけです。
なぜこのような構造になってしまったのか?
足関節は歩行であれ、ジャンプであれ一方向ではなく非常に複雑な動きをします。足関節の動きには、内転-外転、回内-回外、底屈-背屈という3つの軸による動きがともなっています。(このあたりの専門的な話がお好きな方は調べてください。)
関節が直線的でなく1軸でない方が大きな力を発揮しやすい、衝撃を吸収しやすいということもあるでしょうし、重心線の関係もあるのでしょうが、このあたりは突き詰めていけば諸説尽きません。
それにしても足首の捻挫は非常に起こりやすいです。
これが内反捻挫です(これは左足)。見てるだけで痛いです(涙)。
バレエで言うかま足の状態ですね。かま足は見た目が悪いというだけでなく、捻挫する可能性がありますので注意しましょう。
足関節の捻挫の割合は、内反捻挫(約80%)と外反捻挫(約20%)と言われています。関節の構造を知っていることは、ケガの可能性を減らすことにもつながります。
捻挫をしてしまったらまずはRICE処置です。なかでもアイシングが必須ですね。そして再発予防にはやはりリハビリが大事です。
ちなみに私が修業させてもらった小守スポーツマッサージ療院では、軽擦で捻挫を治せと言われました。
軽擦とは、文字通り軽く擦ることです。野球の素振りと同じように、修業時代は、1日軽擦3000回がノルマでした。そうやって指に、手に、感覚という目を作りました。(時期を見て、また治療のセミナーも行いたいと思います。)
未だ軽擦で捻挫を治す領域には到達していませんが、今トレーニングにおいて身体の感覚作りはとても大事にしてこだわっています。
捻挫を防ぐには、足に感覚という目を作らなければいけません。それもリハビリの一部です。そしてそのことがパフォーマンスアップにも必ずつながります。
Miracle Body(ミラクルボディ)はスポーツ障害専門の治療院です。
障害再発予防のリハビリ、正しい身体の使い方やパフォーマンス向上の為のトレーニング指導にも力を入れています。
Miracle Body
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