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ピョートル大帝のメヌエット

ピョートル大帝のメヌエット

16~17世紀のフランスで「王様の踊り」「Menuet de la Reine,Menuet de Dauphin」
と名付けられ、その後はロシアでもピョートル大帝が設けた
ロシア初の宮廷宴会”アッサンブレ”によって、ロシアの貴族がスウェーデン将校等指導のもと
踊りはじめたと言われているメヌエットを、踊ってきました。

ピョートル大帝は身長が2メートル程あったので、さすがに身体が重かったのでしょうか。
今でも宮廷舞踊教育システムに残されている、19世紀の
「古典的なメヌエット」(振付マリウス・プティパ 音楽 モーツァルトのオペラ「ドン・ジュアン」)よりも、かなりゆっくりなテンポで、構成されているPasも簡単だった。

ロシア国立演劇芸術大学で出版されている”историко-бытовой танец”
のなかで、ワシーリエヴァ・ロジジェストヴェンスカヤによると
1つのPasが3/4拍子の1タクトにおさまるように改善されたのは19世紀になってからだそうで。
ということは18世紀は17世紀よりもテンポを多少は早めたものの、
テクニックを取り入れた為に、音取りまでの配慮は成されなかったのでしょう。
こうしてどんどん、ひとつの作品が美しい形にかわっていくのですね、面白すぎます。

フランス革命後も、メヌエットは宮廷舞踊教育システムの一環として無事に残ったものの、
ロシアの舞踊アカデミー、主にモスクワとペテルブルグでしか教育されておらず、
実際フランス人留学生はメヌエットを踊れませんでした。
(日本人の私達がみんな日本舞踊を踊れるわけではないのと同じですかね。)

しかし、宮廷舞踊を学ばなければ、ルルベはどこで習うのでしょうか。
パートナーの目を見て踊る、手のつなぎ方、エスコート、礼儀作法、
踊りながら列を揃えるなどの隊形移動は誰に教えてもらうのでしょうか。
と、教授はボヤいていました笑。
やはりロシアのバレエ教育は素晴らしいの一言に尽きます。

7年かかって宮廷舞踊の実技と教授法を全て学び終えたところです。
やっと生徒に指導できるようになりました!(遅い)
というわけなので、16~19世紀の西欧やロシアの宮廷人の踊りも、
今後の指導でも取り入れていきます。
※個人指導では、ボリショイに留学を希望する生徒に限ります。
留学したら苦労する宮廷舞踊(経験談)、少しでもいいので触れておきましょう。

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古典的なメヌエット

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18世紀のワルツ(映画の舞踏会シーンで観られます。先ずは女性が男性の脚の間につまさきを置いてアンドゥオールの回転から始まります。)

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クニックセン

モデルは宮中バレエの生徒たち。
撮影 横山寛生

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