TOPページ > BALLOGS > 寝子ろんで縁側 …ダンスと音楽とアレクサンダーな日々… > お尻の肉がはみ出ちゃうのは・・


お尻の肉がはみ出ちゃうのは・・
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊る! 身体のコツ&骨トレーナー さちこです
台風・・・ものすごいパワーでしたね
被害にあわれた方 心からお見舞い申し上げます
さて 読者の方から質問をいただきました
「お尻の下だけ脂肪がついて 横に出っ張っています」
ふむふむ・・・ありますよね
お尻全体というよりも 下の方でお肉がはみ出る

その方がどういう姿勢で立っていて
どんな動きの習慣を持っているかはわかりません
ただ こういう人が多いことは知っています
てことで あくまでも私の推測ですが
ちょっと思ったことを書いてみますね
上の写真に 骨の画像をかぶせてみました
骨盤の骨(腰の部分)よりも
脚の大転子の方が外側にありますね
そもそも お尻は下に向かって広くなっています
お肉はさらにその下でしょうか

膝が正面を向いているとき
股関節は やや後ろからはまっています
大転子が 少し後ろにあるわけです
これが基本形
つま先が正面を向くと 膝は少し内側になって
大転子が真横に来ます
同じ長さの線が 斜めと横
どちらが長いかといったら 横ですよね
まぁ その骨の角度による差は
ぱっと見には数mmのことでしょう
でも 大転子がたくさん後ろに回ったら
つまりターンアウトをしたら
少しは変わりますね
注目したいのは ここにある筋肉
深層の外旋六筋群です(筋肉.guideさんより)

下の方にある小さな筋肉たちですが
坐骨と大転子を結んでいますね
お仕事は名前の通り「外旋」です
大転子を後ろに回すこと
立って 少しかかとを浮かせて
膝を内外と動かすと 大転子も動きます
通常の 大転子が斜め後ろから入っている時
適度なテンション 張りがあります
つま先が正面を向くと
大転子が横を向いて(内旋して)
この筋肉は 伸ばされてややゆるみます
そう お尻がゆるむのですよ!
収縮して働くのをサボっている状態
そうすると大転子の下側にお肉が・・
ここでさらに 付け根を伸ばそうと前に押すと
ゆるんでいるお肉が 横に流れますよね
だって行き場がないですもん
よくある 小尻の骨盤矯正の
施術前後の比較写真を見ると
施術後の方はつま先が少し開いていました
つまり お尻が適度に締まっています
まぁ こういうこともありますよと
ご参考までに ということでm(_ _)m
とりあえず言えるのは
どこかが余分にゆるむということは
その分どこかが余分に緊張しています
バランスですからね
それを引き起こすのは やっぱり頭
頭が上から自分全体を押しつぶしています
なぜそれをやりたくなるのか
理由は人それぞれなのです
踊っている人は 姿勢やポジションに
こうありたい こうあらねばという
信念を持っていることが多いです
ですからレッスンでは
その方のやっていることを見ながら
そしてお話をしながら 少しずつ解いていきます
あなたの身体がなぜか動きやすくなる
「身体を活かす使い方」
9月のレッスンは3回
5日(月) 16:15〜17:45
14日・28日(水) 14:15〜15:45
BODYCHANCEのベーシッククラス
8日・22日(木・祝)
体験レッスンが受けられます
場所は目黒で 時間は14〜16時です
>著者プロフィール情報はこちら
>今すぐ上達!バレエレッスン動画はこちらから!
>ダンサーのためのコンディショニング製品はこちら
