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キッズ・インタビュー

カールスルーエ州立バレエ団所属 久田尚香さん

久田尚香さん
日本でのコンクールでスカラシップを受賞してドイツに留学し、卒業後は、毎年たった数人という狭き門を突破してバレエ団に入団を果たした尚香さん。コンクールを“争い”ではなく、“チャンス”の場と捉えることで夢をつかんだ尚香さんに、学生時代の思い出やプロとしての日々について訊きました。
久田尚香さん02 バレエ団の舞台で踊る久田尚香さん

――現在ドイツのカールスルーエ州立バレエ団に所属しているとのことですが、どのような経緯で入団されたのですか?

日本のコンクールでスカラシップをいただいて、高1の9月からマンハイムバレエアカデミーに留学していたのですが、アカデミーの校長がバレエ団のディレクターでもあったんです。それで声をかけていただいて、去年の10月、卒業と同時にコール・ド・バレエとして入団しました。今は朝10時から午後2時までリハーサルをして、2時からはドイツ語の学校に行って、6時から夜までまたリハーサルをして…と、忙しい毎日を送っています。

――海外でプロになれたのは、日本のコンクールがきっかけだったのですね。

私がコンクールに出るようになったのは中学1年生の頃からです。と同時にバレエで留学をしてバレエ漬けの生活を送りたいと何となく思っていました。初めて出たのは、東京新聞の全国舞踊コンクール。見事に予選落ちだったのですが、その後入賞できるようになり、スカラシップのあるコンクールに積極的に挑戦するようになりました。中学3年生の時にマンハイムバレエアカデミーの校長先生に声をかけていただきました。その時はもううれしくてうれしくて、誰にも相談せず、すぐに「行きます」と言ってしまいました。迷いは全くなかったです。成田から旅立つ時も、不安な気持ちよりも楽しみの方が大きかったです。

――留学中、ローザンヌ国際バレエコンクールにも参加されていますね。すでにスカラシップで留学していながら参加した理由とは?

アカデミーから毎年何人かは参加しています。その年は私がチャンスをいただきました。小さい頃からテレビで見ていたコンクールなので、あの場所で踊ってみたいと思っていました。その時点ではまだ今のバレエ団へのお誘いをいただいていなかったので、何かチャンスがあれば、とも思っていて。決選には進めませんでしたが、いくつかのバレエ学校からオファーをいただきました。その時はアカデミー卒業後、どこかでもう一度学び直して次につなげられればと思っていたのですが、コンクール終了後すぐにバレエ団に入団できることになりました。

――ローザンヌは尚香さんにとって、どんなコンクールでしたか?

日本の教室だと、きっとすごくしっかり準備をして臨むのだと思いますが、こちらの先生はあくまで舞台のひとつと捉えています。経験することが何よりも大切だと。なので、特別に何かをすることはありませんでした。また、その当時からバレエ団の公演にも出ていたので、バレエ団のリハーサル、卒業公演のリハーサルと並行して、コンクールで踊るヴァリエーションの自主練習をしていました。本番ローザンヌでの毎日は、色々なことが起こって、あっという間の1週間でした! 審査もワークショップも、すべての時間がチャンスと思い常に気を張っていていたので、ホテルに戻ると疲れて眠るだけでした。悔しい結果ではありましたが、毎日が充実していて学ぶことが多かったです。これをバネにもっと頑張ろうと思うことができました。

久田尚香さん03 ローザンヌ国際バレエコンクールに出場した時の久田尚香さん

――コンクールの踊りとプロとしての踊りには、どんな違いがありますか?

コンクールは、その一瞬にすべてを懸ける!という感じですよね。でもプロになると本番が多いので、気を抜くと“とりあえずこなす”という踊りになってしまうんです。自分にとっては数ある舞台のひとつでも、観に来てくださった方にとっては一度きりの舞台かもしれないので、どんな時でもちゃんと踊れるよう、常にしっかり準備しておくことが大事だと感じています。

――忙しい毎日の中で、体調管理のために気をつけていることがあれば教えてください。

もともと体が丈夫なのでそんなに気をつかってはいないのですが、疲れた時は湯船に浸かって、バスソルトなどを入れてリラックスするようにしています。アカデミーの寮にはシャワーしかなかったので、アパートは「絶対に湯船付き!」という条件で探しました(笑)。やっぱり、疲れの取れ方が違います。食事の面では、ドイツでは外食するとどうしても量が多くなるので、家では日本食を中心にして、野菜を多くとるようにしています。留学していた時から自炊しているのですが、日本食が恋しくなることは予想がついていたので、最初から炊飯器を持ち込んでいました(笑)。

――「バレエジュレ」を試してみて、いかがでしたか?

バレエジュレ」は酸っぱさが美味しくて、とても気に入っています。自炊生活は、どんなに疲れて帰ってきても自分で作らないといけないのが辛いところ(笑)。でもこれがあれば、帰宅直後にとりあえずお腹を満たすことができて助かっています。持ち運びしやすいので、リハーサルや公演の合間に食べたりもしています。

――最後に、今後の夢を教えてください。やはり目標は、プリンシパル?

うーん、コンクールで踊ってきた主役の踊りが懐かしくなることは、確かにあります(笑)。なのでプリンシパル、ドイツではファーストソリストに、なりたい気持ちはあります。でも、ずっと踊っていたい気持ちも強くなってきました。その結果ファーストソリストになれるといいな~なんて(笑)。バレエ団の契約は1年更新なので、来年もこのバレエ団の舞台で踊ることが今の目標です。

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久田尚香さんプロフィール
佐藤朱実バレエスクール、マンハイムバレエアカデミーで学び、2013年9月よりカールスルーエ州立バレエ所属。

受賞歴
2010年
第5回エデュケーショナルバレエコンペティション ジュニアA2部門第1位

2013年
ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト

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