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インタビュー

西島千博 ソロ特別公演 〜世界にひとつだけの華達〜

サブタイトル

バレエダンサーとして、また振付・演出家としても才能を発揮し続けている西島千博さんが、年末年始に初のソロ公演を開催。全国5カ所のツアー開幕直前、多忙なスケジュールのなかで緊急インタビューが実現、公演の内容、舞台への思いをじっくりと語ってくれました。

──様々な作品を踊り、演出も手がけてきた西島さんですが、ソロ公演は意外にも今回が初めてだそうですね。

そう、意外にも(笑)。やるならどんな形でやるのがいいのかな、とずっと考えていました。今回は、僕が自分で立ち上げたソロ・ダンス・プロジェクトの第1回の公演となります。今までいろんな舞台をさせていただいたなかで、自分で創りたいと思っている世界観があるなら、自分自身でプロデュースしていくべきではないかと思うようになって、制作、プロデュース、演出、振付をすべて僕一人でやることに。そのために、Ndplusという会社を設立しまして、今回はその旗揚げ公演でもあるんです。

──ゲストのキャスティングも西島さんご自身で?

そうなんです。今回は“ソロを踊れる仲間たち”という基準でメンバーを集めたのですが、僕は、一人でも華のある、自身の世界観を持ったダンサーが好きなので、特にクラシックに限らず、コンテンポラリーもエンターテインメントのダンスも幅広く踊れるダンサーたちを集めています。


©松山悦子

メンバーを紹介すると、日本のトップ・バレリーナの一人で、僕もパートナーとして何度も踊っている西田佑子(鎌倉、高知、宮崎、東京公演に出演)、コンテンポラリーダンスからミュージカルと幅広く出演して人気のある穴井豪(全公演)、ローザンヌコンクールで受賞し、ドイツで長く活躍した横関雄一郎(鎌倉)、ハンブルク・バレエ学校出身でシルク・ドゥ・ソレイユにも出演していた金田あゆ子(鎌倉、金沢、東京)、やはりハンブルクで学び、ヨーロッパで活躍中の若手、梶谷拓郎(鎌倉、東京)。彼は長身でとても個性的なダンサーです。また、バレエシャンブルウエストのプリンシパルとして活躍中の吉本真由美(東京)は、可憐な少女の役もモダンでストイックな表現もできるという両面性が魅力。また、今年まで東京バレエ団で活躍していた髙橋竜太(東京)は、以前、主演舞台に振付をしてもらったことがあるのですが、なかなか今のバレエ界にはない面白いアイデアを持っている。今回は振付だけでなく、一人のダンサーとしても魅力を発揮してもらいます。

こんなふうに、ジャンルも個性もバラバラの、“世界にひとつだけの華達”が一堂に会するというのが、この舞台のコンセプトです。

──これだけソリストが集まると、とても充実したガラ公演になりそうです。

それが、少し違うんです。この舞台では、始まってから幕がおりるまで、メインの僕のソロが軸にあり、随所に他のダンサーたちが絡んでくる、という演出をしています。僕がただ一人で踊るのではなく、いろんな人との関わりがあってこそ今の自分がある、支えられている、ということを表現したいんですよね。

しかも、全体を通してのストーリーもあるし、実は一人ひとり役名もある(笑)。世界中のいろんなバレエ団から来たダンサーたちが、一つの稽古場に集まり、そこでの出来事から“ダンスの旅”が始まる、という構成です。


©松山悦子

──ということは、西島さんの振付による一つの全幕作品を観るような感覚ですね。

そうかもしれません。開場した瞬間から演出は始まり、客席で踊ったり、といろんな工夫もしています。音楽は、サティの「ジムノペディ」ラヴェルの「ボレロ」をはじめ、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』や『ウエスト・サイド物語』のナンバーでも踊ります。コンテンポラリーの新作もあるし、『パキータ』などは、多少のアレンジは加えてはいても、クラシックのスタンダードな振付のまま上演します。そういえば、タイツ姿でクラシックのグラン・パ・ド・ドゥを踊るのは本当に久しぶり。衣裳も新しく作りました(笑)。クラシック・バレエの美学って素敵だなって再認識しています。

──様々なジャンルのダンスが集結した舞台になりそうですね。

観ていて飽きない公演になるでしょう。なんと言ったらいいかな……、僕はアートとエンターテインメントのド真ん中を行きたいんです。そのどちらかに偏ることのないもの。それをずっと試行錯誤してやっている。今回は、お客さんも、「そうか、そういうことか!」と納得していただけるのではないかと思います。僕が今後見せていきたい世界観、その要素が、いっぱい詰まった舞台ですから!

──ワクワクするような演出もたくさん用意されているとのことですが。

以前、映画「不惑のアダージョ」(井上都紀監督、2009年)のダンスシーンで踊った作品を、初めて舞台で再現します。どの場面で踊るかは、当日のお楽しみ(笑)。また、高知、宮崎、東京公演では、『ブラスト!』に出演して話題になったパーカッショニストの石川直も出演します。彼とはもともとプライベートで友達だったんだけど、共演が実現することになって、じゃあ何をやる?となったとき、やはり、彼の音と僕の踊りでシンプルにセッションだね、ということに。その場の空気を読んで、コレだ!というものを即興で表現した方がお客さんにうまく伝わるのでは、とあえてインプロ・セッションをぶつけます!

──それは刺激的で、大いに盛り上がりそうですね。

オープニングの鎌倉公演と最終日の東京公演では、バレエの上山千奈(東京シティ・バレエ団)、オリジナルDVDの発売でバラエティー番組でも人気の竹田純、エンターテイメントの舞台でも人気の長澤風海、ジャズダンスのRYONRYON、タップダンサーの清水夏生も駆けつけてくれて、最後は大フィナーレに! 僕の弟でラテンダンサーの西島鉱治とパートナーの向高明日美の友情出演も決まりました。

お客さんにはぜひ、一人ひとりのダンサーの“華やかな内面”を、シンプルに楽しんでいただきたいですね。それが一カ所に集まったときに生まれる、絢爛豪華な舞台を感じてほしい。これを機に「コンテンポラリーダンスも観てみたい」「ミュージカルに行ってみたいな」と、未知のジャンルに興味を持っていただけたら、とも思います。せっかく僕はダンサーとして生まれたのだから、皆さんに様々な踊りでメッセージを伝えていきたいですね。

Ndance+produceソロ公演企画
第一弾ツアー開催決定!
SOLO DANCE PROJECT TOUR 2012→2013

西島千博さんの初のソロ公演が、鎌倉公演を皮切りに、金沢公演、高知公演、宮崎公演、東京公演の全国5ヶ所の会場にて、クリエイティブにアーティスティックかつドラマティックに、それぞれ独創的なアレンジで特別開催されます!

【ゲスト】
西田佑子、穴井豪、横関雄一郎、金田あゆ子、梶谷拓郎、吉本真由美、髙橋竜太、石川直(パーカッショニスト)

☆詳細は、西島千博オフィシャルブログをチェック!

【公演スケジュール】

場所 会場 日時 料金
鎌倉
~オープニング公演~
鎌倉芸術館小ホール 12月14日
18:30開場 19:00開演
全席指定
6,500円(税込)
金沢
~連続特別公演~
金沢市民芸術村
パフォーミングスクエア
12月26日(水)
18:30開場 19:00開演

12月27日(木)
13:30開場 14:00開演
18:30開場 19:00開演

全席指定
5,000円(税込)
高知
~新春公演~
高知県立美術館ホール 1月5日(土)
12:30開場 13:00開演
全席指定
5,000円(税込)
※チケット完売
宮崎
~新春公演~
宮崎市民プラザ
オルブライトホール
1月6日(日)
17:00開場 17:30開演
全席指定
5,000円(税込)
東京
~新春特別公演~
渋谷区文化総合センター
大和田さくらホール
1月9日(水)
18:30開場 19:00開演
全席指定
6,500円(税込)

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